PSBBの影響もあり、ご多分にもれず家で料理やお菓子づくりをする機会も増えました。やり始めるとなかなか楽しいもので。なんといっても必ず成果物を食べられるのがテンションがあがりますね。

せっかくだから料理に欠かせないお砂糖、インドネシアのものを使ってみたくなりグラアレンを買ってみました。

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開けてみると香ばしい香り。お味は甘さと酸味とほんのり苦味があるような、甘ったるくないのでそのまま食べても美味しい〜!沖縄方面の黒糖みたいな感じだな、と思いました。黒糖好きの方は好きなはず!

原料はサトウキビではなくサトウヤシ、花序液を煮詰めた後冷やし固めて作られているそうです。

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このように塊のものを買ったので、削りながら使っています。固そうに見えますが、実際包丁で削るとシャリシャリしっとりしていて簡単に削れました。

お菓子やパンを作る時は削って材料の分量内の水分に溶かしたりして使ってみています。

今のところ最大のヒットが煮物。ほんの少量、小指の先ほど入れるだけでまさに隠し味!コクがでてと〜っても美味しくなりました。

ところでスーパーでグラアレンを買おうとしたら、同じような見た目のグラジャワというのもありました。何が違うの?ということで少し違いを調べてみました。

・グラアレン gula aren: パームシュガー
・グラジャワ gula jawa (別名 グラメラ gula merah): ココナツシュガー

原料のヤシの種類が違うのですね。

色はグラアレンの方が濃い茶色、キラキラとしたクリスタルのような粒子が見えます。グラジャワは茶色ですがグラアレンより淡く、より赤味がかっているようです。これが、グラメラと呼ばれるゆえんとか。

話はそれますが、グラメラっていうインドネシアレストラン、いいですよね。スティアブディにあるグラメラによく行っていたのですが、最近めっきり行ってないなぁ。。。店内も綺麗で美味しいです。

話を戻して、固さはグラジャワのほうが固いそうです。

味はほぼ同じですが甘みと香りはグラアレンの方が強いため、料理やお菓子づくりにはグラジャワが向いているそうです。グラアレンは飲み物に入れたり、ココナツミルクのかかったデザートなどにシロップのようにかけたり、という使われ方をされています。色も濃いめなので見た目にもアクセントになるのだとか。

ちなみにグラアレンと同じ原料でココナツの殻に流し入れて固めたgula botakというのもあるそうです。黒っぽい茶色で固く、色を濃くしたいソースなどに使われるようです。

グラアレンやグラジャワは固形のもの以外にも粉末タイプや液体タイプなども見かけますので、用途に応じて使い分けるのもいいですね。次はグラジャワにチャレンジしてみたいな〜。

そういえば、数年前からkopi susuが流行っていますよね。あれ、グラアレンシロップを入れているお店が多いのではないでしょうか。美味しくて好きです!グラアレン液体タイプを買えば、簡単にお家カフェ~。